集成材業界の常識~JASマークの種類~
集成材の種類によるJASマークの色の違い等をご存じですか?
◆造作用集成材
使い方:階段等の手摺、壁材、積層フリー板、カウンター、テーブルトップ、腰板、洋風造作材他
区分:非耐力部材
JASマーク:積層の美しさを表します。
◆化粧ばり造作用集成材
使い方:長押、敷居、鴨居、落掛、框、立枠、面皮柱、主に和室の造作部材、プレハブ住宅部材他
区分:非耐力部材
JASマーク:等級が1等と2等があるが、節などの欠点がない1等しか需要がないのが現状です。弊社が昔主力で生産した製品です。
◆構造用集成材
使い方:梁、桁、管柱、階段材、湾曲アーチ、枠組壁工法用材等
区分:耐力部材
JASマーク:最近、公益財団法人の日本合板検査会さんの(公財)が入っていないJASマークを良く見ますが正式には違反です。
◆化粧ばり構造用集成材柱
使い方:和室の化粧柱、化粧束等
区分:耐力部材
JASマーク:化粧薄板厚さ=1.2㎜以上、積層芯材=5層以上