プレカットについて
こんにちは。
今月のとりすみコラムを担当させていただく、営業スタッフの福岡です。
宜しくお願い致します。
今回はプレカットについてです。
皆さん プレカットについてはよく知っているとおもいますが、
プレカットとは
・業界では聞きなれている言葉かもしれませんがプレカットにはこんな意味があります。
・あらかじめ(Per) 切断する(Cut)という意味からプレカットは来ております。
プレカットの流れ
・お施主様→工務店様(ゼネコン様など)→プレカット工場
(初期打合せから最短で3週間程度で現場納材が可能)
①プレカット工場と工務店様の打合せには2週間程度必要になります。
同時進行で工務店様が設計士様と打ち合わせ
内容:収まりの確認。樹種の確認。搬入の確認
③工務店様がプレカット工場に対して承認を出し材料手配・加工手配に入ります。
(市場にある材料であれば発注後3日程度で納材可能)
30坪程度の住宅であれば1日程度で羽柄まで加工は終了します。
当社のプレカット加工機ですと85坪/日の製造が可能になります。
プレカットのメリット
・現場に加工した部材が搬入されることにより工期短縮に大きく貢献
・工期短縮によりコスト低減
・現場のクリーン化
・手刻みではないため一定の品質を確保
プレカットのデメリット
・複雑な継手加工 仕口の加工は難しい。
追っかけ大栓加工 登り梁加工
斜め仕口加工
・上記のような加工を行うには大工さんの手加工になり納期・高額・加工ミスのリスクがあります。
もちろん、当社では熟練した職人さんの手加工・またはK2加工機がありすべての加工に対応しております。
プレカットのメリット(材料編)
・下記に記載しております材料は比較的納期がかかりません。
寸法・・・120巾 105巾 梁成450 材長6Mまで
これ以上の寸法は別注と言われ高価で納期もかかります。
樹種・・・土台 大引き→桧関係
柱 →WW集成材(E95-F315) 杉集成材(E65-F255)
欧州アカマツ集成材(E95-F315)
横架材 →米松(乾燥材・グリーン材) 欧州アカマツ集成材(E105-F300)
ちなみに よく使用されている材種は
土台 → 桧材
横架材 → 米松(乾燥材)・欧洲アカマツ集成材
柱 → WW集成材
になります。
プレカットの加工機の特徴
・基本的にはプレカット加工機は下記の4種類になります。
①横架材加工機
特徴:150巾から梁成450 材料6Mまでの仕口 ホゾ穴 間柱欠き 垂木欠きなどの加工
②柱加工機
特徴:150角 材長9Mまでのホゾ加工 窓台マグサ欠き 胴差加工
③合板加工機
特徴:1000巾 材長2000 厚み28 までの加工
④羽柄加工機:間柱 筋違 垂木 根太 窓台まぐさ 隅木の加工
がプレカットについてになります。
プレカットを検討されているなら是非当社に連絡お願い致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します。