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【住宅情報】フローリングは特徴や違いを理解して提案を

 近年、住宅の内装デザインは消費者の価値観やニーズを反映し多様化している。特に床は明るい色味のフローリングにすると空間全体が明るく映え、暗い床にすると部屋に重厚感が出てくるなど、素材や色合い、並べ方で大きく印象が変わる部位だ。現在、高い意匠性や質感を持つもの、清掃性・施工性に特徴があるもの、価格面や機能性など豊富なバリエーションが存在する。また色柄・仕上げや耐熱性・耐水性・耐摩耗性などに優れた新製品が次々に発売されている。

 フローリングは貼り方一つで部屋の印象も金額も大きく変わってくるので、工務店のセンスが問われる部分ともいえる。乱張りは木材の長さが不揃いで繋ぎ目がランダムな位置にくるように貼ることでフローリングの縞模様がくっきりと表れ、それぞれ一枚ずつ独立した印象を与える。一方、「ニシンの骨」という意味があるヘリンボ―ンはジグザグと木目が並ぶ複雑な貼り方。職人の技術やフローリング材を多く必要とするため一朝一夕にはいかない作業だが、高級感やお洒落な室内を演出できるのが利点だ。その他にも定尺張り、すだれ貼り等がある。

村地綜合木材株式会社 出典

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