【住宅情報】最新のキッチンはインテリアとしても魅力的
住宅の中でも特にリフォームニーズの高い部位がキッチン。今までは老朽化が動機として多かったが、最近では「使い勝手の改善や清掃性、ライフスタイルにあったもの」が増加している。例えば収納では大容量スペースを備えるだけでなく、取り出しやすさにまで配慮して設計されている。大きい鍋やフライパンも入るうえ、引出しは奥まで見渡せるなど使い勝手がよい。清掃性の向上も見逃せない。最新式のレンジフードは汚れに強い素材にしたり、フィルターをなくしたりすることで手入れが大幅に簡単になっている。また、手入れを楽にしたワークトップ、汚れが溜まりやすかったシンクとカウンターの間の継ぎ目を最小限にしてカビや汚れを付きにくくしたもの、シンク内に傾斜を設けて自然に野菜くずや油汚れが排水口へ流れる構造のもの――様々な工夫がされている。
家庭・家族の変化に合わせて必要とされる機能が変わってくるため、ライフスタイルを重視したデザインやカラーの自由度等もポイント。レイアウトはI型、L型、アイランド型、対面型等様々だ。カウンター、シンク、扉のカラーを選べるものや質感、取っ手のバリエーションを選べる製品も増えている。
村地綜合木材株式会社 出典